7月29日
徳島に到着したバスがほんのちょっと遅れた。で、6時47分発の電車に1分!間に合わず、仕方なく7時18分発の電車で一駅手前まで行きタクシーを利用。1500円はやむを得まい。暑いせいでもあるが日頃の不摂生がたたって汗が尋常じゃないほど出る。宿に入って風呂を利用し、冷房をガンガンかけて今日初めて体から汗が抜けた。初日は慣らしとはいえクタクタ。明日も暑いらしく、午後バテても良いように準備しておこう。今夜はいつものビジネスホテルケアンズ。近くにスーパーが出来ていて助かった。25km
7月30日
昨夜は疲れきっていたのか、プロ野球を観ていたものの8時ごろにダウン。12時ごろに起き出して夜食?を食べ睡眠薬を飲み再度就寝。今朝は5時半スタート。国道沿いにもかかわらずブヨに刺された。痛い❗休憩したときに薬を塗ったが滲みること。前半は順調だったが鯖大師あたりから熱中症気味になり一気にペースダウン。以前の四万十ほどではないものの、休憩中に10分ほど寝てしまい変な夢をみた。時間に余裕があったので十分に休憩をとり少しずつ回復してきた。現在は宿に入る時間調整。でもここでも少し変な夢をみた。まだ完全回復とはいかないようだ。しっかり休もう。生本旅館泊27km
7月31日
生本旅館の料理は相変わらず最高❗私のなかでは大田旅館についで第2位だ。今朝も5時発。順調に距離を伸ばす。7km地点の宍喰で最初の休憩をとる予定だったが道の反対側にありガードレールを跨いでいかなければならないためスルーした。このちょっとした無理が足へとの負担となる。法海上人堂へ着いたときには完全グロッキー。トイレは汚いし水はない。それでも30分ほどは休んだだろう、熱中症気味だったのだ。この辺りは水がないと國田さんに聞いていたので十分に用意はしていたものの日陰が少なく体への負担が大きい。何とか自販機までたどり着き頭からかぶって一息ついた。と思ったらまた暫く自販機がない。ようやく佐喜浜のスーパーで再び長い休憩。今夜の宿徳増には3時過ぎに着いた。少しでも海に浸かりたかったが浜辺が長いしサーファーだらけ。諦めて徳増の庭先で昼寝をした。いつも若いご主人が相手をしてくれるのだが今日は若い女将。聞いたら今年3月結婚したとのこと。しかも若女将、遍路をしていて徳増に泊まりご主人と出会ったそうだ。素晴らしい。おめでとうございます。徳増泊34km
8月1日
いつも通り5時発。しかし今日は朝早くから暑かった。しかも室戸岬までは日陰がまったくなく、休憩所もない。やむを得ず日陰を見つけて道路で休むが車で走っている人に心配はかけられない。御蔵洞で涼もうと邪なことを考えていたら工事中につき入れず。おばちゃんにお願いして、ベンチを日陰まで動かしてもらい暫く休憩。昨日からの続きで軽い熱中症にかかっていたのだと思う。最御崎まで山登りし、下りてきても相変わらず日陰無し。津照寺の階段で完全にバテた。今夜の宿はテレビがないことは知っていたがクーラーもないとのこと。急遽民宿うらしまに変更した。荷物を置いて金剛頂寺へ。熱中症のせいか杖を忘れてしまい、途中で木の枝を見つけて何とか下りてきた。やっと気づいた、菅笠をかぶっていなかったのだ。雨の日だけは利用するものの、菅笠は熱中症予防にもなるのに。しかしながらうらしまの女将が廃業したきんしょうを買い取って新たに営業を始めた情報は入手した。民宿うらしま泊25km
8月2日
どうも左膝の調子が悪い。熱中症気味の頭と左膝の痛みだけで精一杯。浜吉屋さんに着く直前、自販機で水を買ってかぶっていたらアイスノンのお接待をいただいた。浜吉屋さんに荷物を置いて神峯寺を登り始めたものの何故だか水を持っていない。もうテンパっていたのだと思う。参拝客の駐車場に着いたものの膝の痛みが激しくて「もういいや」って下りてきてしまった。浜吉屋泊28km
8月3日
浜吉屋のおっちゃんは気難しい人で夜食なぞ頼んでも絶対聞いてくれない。昨日は私も頭がおかしかったので「何とかしてくれ」と言って、おっちゃんがコンビニでおにぎりを買ってきてくれた。足の痛みと戦いながらいつも通り5時発。道の駅大山に何とか辿り着いたもののかなりヤバい状態。伊尾木まで辿り着けない。左膝の痛みが尋常ではなくなっている。1時間かけて1、2km進んだだろうか。諦めてタクシーを呼んだ。安芸に整形外科があったので運んでもらった。レントゲンも撮り先生と話していたら問診票には何も書かなかったのに「痛風の気がない?」と聞かれビックリ。この痛みは痛風が原因でした。痛み止めの注射を打ってもらい、後は薬を服用されて歩き始めた。何とこれがビックリするほど快適に歩ける。しかしながら注射の効能はやはり2、3時間。薬を服用しロキソニンを貼ってもまたしても違和感が。それでも少し浮かれていたのか変な野宿のおっちゃんと1時間以上話し込んでしまって宿まで10km以上残していたので、最後はいつもと同じようにヘロヘロとなった。黒潮ホテル泊30km
8月4日
いくら痛風ということがわかって薬を飲んでいても安静にしているわけではないので痛みはいっこうにひかない。特に登り下りはアウト。大日寺、国分寺、善楽寺は行けたものの限界。竹林寺と禅師峯寺はムリ。であれば竹林寺近くの文珠通駅から電車でバスターミナルへ。そこからバスに乗って宿に着いた。泊まってみたかった海老庄旅館。料理は良かったけど愛想のないことこの上ない。夕食は5時半か6時と言われていたが呼びにも来なかったのでウトウトしていたら7時過ぎにようやく部屋まで呼びにきた。しかも全て禁煙。もう二度と行くことはないだろう。海老庄旅館泊何キロ?
8月5日
この時期、船はお休み。雪渓寺まで浦戸大橋を渡って2時間。そこから種間寺までは何とか行けた。また限界。バス停のある国道までの4kmはまるでおじいちゃんのリハビリ。上手くバス停を見つけることができた。清瀧寺は行けないことがわかっていたところに青龍寺方面行きのバスが。しかし愛想のない運転手で「宇和行きますか?」って聞いているのに何やらモゴモゴ。乗車したら隣のおばちゃんが「このバスは宇和を越えて青龍寺の手前まで行くから宇和で降りちゃダメよ」と教えてくれた。三陽荘でカツカレーを食べて青龍寺へ。手すりがあったので何とかお参りできた。今夜の宿なずなまでは6kmとなっているが結構遠い。やはり足がダメなせいか?なずな泊何キロ?
8月6日
台風5号が迷走していたがやはり四国へ来るようだ。國田さんのアドバイスは今夜中に高知駅にいないと明日は電車が止まるとのこと。美馬旅館に電話して相談すると確かに雨に弱くすぐ止まってしまうのでムリしないで下さいと言われた。で、今日は須崎まで歩いて電車で高知駅へ。駅前ホテルもとれたし。と思っていたらスコールは来るわ休もうと狙っていた喫茶店は定休日だわ。須崎まで辿り着けず手前の大間から一駅電車で須崎へ。名物石焼ラーメンを食べて高知駅。ブライトパークホテル泊何キロ?
8月7日 最終日
とはいえ今日は歩かない。夜行バスを待つまで時間潰し。チェックアウトしてからずっとマンガ喫茶にいた。昼食も晩飯もそこで食べ、10時間くらい過ごしただろうか。20冊ほどマンガ三昧。何とかバスは走ってくれそうだったのが幸い。これも國田さんのおかげだ。お土産はミレービスケット。3つ買っておいたので何とかなるだろう。ほぼ二日間近く休んでいたのに左膝の違和感はまだ残っている。結局あそこまでが限界だったが。台風のせいか今日のバスはガラガラ。3席あるプレミアムシートも私一人。いや、やはり痛風の痛みは耐えられるものではなかった。菅笠が安定しないことも原因のひとつだ。今回も痛風にかまけてあまり話題には出なかったが、相変わらず足裏はの痛みも酷かった。まだまだ課題は多い。しっかり研究し、その前にしっかり仕事をして次へと繋ぎたい。もうすぐ池尻大橋。ちょっと遅れているな。今日は9時から健康診断。まぁこればかりは仕方がない。電話して許してもらおう。バス泊ゼロキロ